天才ストーカー ワシーム 10年かけた執念の計画 [ストーカー]
天才ストーカー ワシーム 10年かけた執念の計画
この驚愕の事件は、1995年に起こった。。。
米・ジョージア州で、キャビンアテンダントが自宅で絞殺された。
息子も18カ所刺されたが一命はとりとめたが、この事件に対し警察は
被害者のルームメイトをストーカーしていた男の犯行と見て逮捕。
が、ストーカー罪で起訴することしかできなかった。
その後、遺体に付いていた毛髪が被告のものだと判明し、再逮捕。
この法廷では、前代未聞、ワシーム被告自らが「弁護人」となり、
無罪を主張してゆくわけだが、まずこの事件で不可解なのは
ワシームの犯行の動機。
事件前の事実関係を整理していくとこうだ。
ワシーム・デイカーは青年時代にロレッタ・スペンサーという女性に出会った。
二人の出会いは、当時アメリカの若者に人気のあったスポーツ、ペイントボール。
ロレッタは離婚暦のあるシングルマザーであったが、
気さくな性格で同じチームメイトのワシームにも優しかった。
当時童貞だったの彼は、女性に初めて優しくされ、
図らずも(当然のこと?)17歳の青年ワシームは13歳年上のロレッタに恋をした。
しかしロレッタはワシームの交際申し入れを断った。
するとワシームは彼女を執拗に追いかける、つまり「ストーカー」となった。
社交性がなく、童貞でどうしようもなかった彼はロレッタに優しくされたことで
彼女に執着心を持ってしまったのだ(逆恨みのようなもの)。
ワシーム君
ワシームのストーカー行為はこんな感じだ。
・1日100回以上も電話をかけ続ける
・自宅前で全裸で待ち構える
ストーカー行為に耐えられなくなったロレッタは引越しを繰り返すが、
ワシームはどこまでも追い続けてきた。
ここで疑問に思われる方も多いかと思うが、
なぜロレッタでなくルームメイトを殺害したのか!?
答えは簡単。
実はこの後法廷にロレッタは証言者として立つのだが、
その時に、
「スポーツ施設で知り合った若い男性を自宅に呼び寄せ、頻繁にパーティーを行っていた。」
という事実をさらされ、少年たちを誘惑する魔性の女っぷりを
公開されてしまうのである。
つまり、生き恥をさらさせるためにルームメイトは殺害されたのだ。。。
この事件、判決は終身刑。
しかし、ワシームはこのことには関心がなかったようで
現在も服役しているとのこと。
童貞の怒りは侮れません。
法廷の内容についてはコチラから。
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